2012年11月17日土曜日

設立趣旨書

子どもからお年寄りまで徳島県民一人ひとりが「これからもずっと、住み慣れた地域で安心して暮らし続けたい」という思いをかなえるために、県内各地で様々な団体やグループなどが住民参加型在宅福祉サービスの担い手として活躍しています。

サービスを提供する組織の形態や活動の中身は違っていても、利用者のニーズに基づいて、それぞれの地域に根ざした特色ある活動が展開されています。

しかし、個別の団体やグループにとっては、活動範囲の拡充や各種情報の取得に限界があるうえに、介護保険の改正に伴う軽度利用者への生活援助サービスの充実、障害者自立支援法への対応、そして安心・安全な移送サービスへの取り組みなど、既存の制度や施策だけでは対処できない厳しい局面を迎えている現状にあります。

こうした数々の地域の課題を解決していくためには、新たなる福祉の展開が求められおり、さらなる在宅福祉サービスの充実と質的向上、サービス団体間の緊密な連携が不可欠となっています。

そこで、県内における住民参加型在宅福祉サービスの推進と普及を図るとともに、各団体相互の発展をめざすことを目的として、それぞれの団体の独自性や自主性を尊重しながら、ゆるやかなネットワークを形成するため、とくしま住民参加型在宅福祉サービス団体連絡会を設立することになりました。
  
■設立発起人
和泉芳枝(徳島たすけあい) 今村達子(子ねこの手) 佐伯明彦(県社会福祉協議会) 酒井やよい(NPO法人 ふれあい福祉の会山びこへるぷ) 寺尾裕昭(社会福祉法人 勝寿会) 森弘文(県社会福祉協議会とくしまボランティア推進センター) 山口浩志(NPO法人どりーまぁサービス) 吉坂 渉(県市町村社会福祉協議会職員連絡会) 吉崎住夫(NPO法人どりーまぁサービス)